札幌市建築業組合【札幌高等技術専門校】は北海道認定の木造・型枠大工の育成専門校です。

入校要項
Invitation

本校の特色

実技と学科で学ぶ

月別 1年コース
4月 入校式、基礎実習開始
5月 分散実技開始
6月
7月
8月 夏休み(2週間程)
9月 集合実習、3級課題
10月 強化遠足訓練
11月 主張発表大会
12月 冬休み(2週間程)
1月 技能検定
2月
3月 修了式(修学旅行)
月別 2年・3年コース
4月 入校式、玉掛け講習、分散実技開始
5月 基礎実技開始(1年)
6月 現場見学(1年)
7月 3級課題制作(1年)
8月 夏休み(1年次:1ヶ月程、2.3年次:2週間程)
9月 分散実技(1年次)、集合実技(2.3年次)
10月 強化遠足訓練
11月 主張発表大会(2.3年次)
12月 冬休み(1年次:3週間程、2.3年次:2週間程)
1月 技能検定
2月 技能照査(3年次)
3月 四者面談、修了式(修学旅行)

土・日・祝日は学科授業・実技ともに休みとなります。また、春休み・夏休み・冬休みがあります。

基礎分野 ・教養学科 ・社会人教育
専門基礎分野 ・建築計画 ・建築法規 ・建築構造 ・建築施工 ・設計製図 ・建築測量 ・仕様積算 ・実技実習 ・基礎実習
専門分野 ・応用実習 ・実技実習 ・国家試験

実技実習手当を支給

学年別 手当額
(月/手取額)
備考
1年生 50,000円  
2年生 100,000円 ※試験に合格しなければなりません(3級技能士合格で免除)
3年生 120,000円 ※2級技能士合格で+10,000円
1年コース生 120,000円 or 150,000円 入寮しない方のみ150,000円

在学中に資格取得

2年コース
玉掛安全
衛生教育
墜落制止用
器具特別教育
足場特別教育 3級技能士
(1年次に試験合格の場合)
丸のこ取扱
安全教育
2級技能士
(2年次に試験合格の場合)
普通救命教育 技能士補
(修了試験合格が条件)
1年コース
玉掛技能講習 墜落制止用
器具特別教育
足場特別教育 技能士補
(修了試験合格が条件)
丸のこ取扱
安全教育
普通救命講習
3級技能士(希望者のみ)
3年コース
玉掛安全
衛生教育
墜落制止用
器具特別教育
足場特別教育 3級技能士
(1年次に試験合格の場合)
丸のこ取扱
安全教育
2級技能士
(2年次に試験合格の場合)
普通救命教育 高卒認定
(3年次に試験合格の場合)
技能士補
(修了試験合格が条件)

修学旅行

旅行先…現状は沖縄で3泊4日(3月出発予定)

旅行先は予定です。変更になる可能性があります。

就職率100%

修了前に四者面談面接試験があります。
(生徒・保護者・企業・学校の四者)

入校
配属
修了
就職

訓練中の素行不良者や能力不適格者は除きます。

入校要項

令和6年度募集要項

型枠専科2年コース
募集定員 型枠大工科のみ10名程度
※定員は予定人数です
受験資格 15歳以上25歳未満(2年間:全日制)※注1
受験料 無料
願書受付期間 令和5年12月1日(金) ~ 令和6年2月2日(金)
受付時間 午前10:00~午後17:00
※日曜・祝日は除く
入試問題発送日 令和6年2月7日(水)
※本人宛に送付
解答返送締切日 令和6年2月14日(水)
※必着
面接試験日 令和6年2月17日(土) 午後13:30分から順次
※面接開始時間を本人宛に通知します。
合格発表 令和6年3月1日(金)
※本人宛に郵送
出願書類 ①入校願書/②誓約書/③内申書(所定様式)/④児童生徒健康診断票(コピー可)/⑤証明写真(正面上半身・無帽・背景色なし)
※願書に貼付
型枠専科1年コース
募集定員 型枠大工科のみ5名程度
※定員は予定人数です
受験資格 18歳以上25歳未満(1年間:全日制)
受験料 無料
願書受付期間 令和5年12月1日(金) ~ 令和6年2月2日(金)
受付時間 午前10:00~午後17:00
※日曜・祝日は除く
レポート用紙発送日 令和6年2月7日(水)
※本人宛にテーマ及び用紙を送付
レポート用紙返送締切日 令和6年2月14日(水)
※必着
面接試験日 令和6年2月17日(土) 午後10:30分から順次
※面接開始時間を本人宛に通知します
合格発表 令和6年2月23日(金)
※本人宛に郵送
出願書類 ①入校願書/②誓約書/③成績証明書/④健康診断書(コピー可)/⑤証明写真(正面上半身・無帽・背景色なし)
※願書に貼付


木造総合3年コース
募集定員 木造大工科のみ5名程度
※定員は予定人数です
受験資格 15歳以上25歳未満(3年間:全日制)※注1
受験料 無料
願書受付期間 令和5年12月1日(金) ~ 令和6年2月2日(金)
受付時間 午前10:00~午後17:00
※日曜・祝日は除く
入試問題発送日 令和6年2月7日(水)
※本人宛に送付
解答返送締切日 令和6年2月14日(水)
※必着
面接試験日 令和6年2月17日(土) 午後13:30分から順次
※面接開始時間を本人宛に通知します。
合格発表 令和6年3月1日(金)
※本人宛に郵送
出願書類 ①入校願書/②誓約書/③内申書(所定様式)/④児童生徒健康診断票(コピー可)/⑤証明写真(正面上半身・無帽・背景色なし)
※願書に貼付

注1
2年、3年コース生は通常15歳以上18歳未満ですが、本人の希望があれば18歳以上でも2年コースに入校可能です。
ただし、校長の許可が必要となります。

よくあるご質問

技能士とはなんですか?
大工のように実際に建築物を造る人のための資格です。
技能検定という国家試験の学科と実技に合格した者に与えられる資格をいいます。
たとえば、「私は大工です」と紹介しても、どんな大工かわかりません。
「建築大工2級技能士です」と言えば、2級の国家試験に合格した能力を持った大工であることが分かります。
本校では在校期間中に取得することが可能なうえ、修了後に受験する場合は学科試験免除で2級検定技能を受ける事が出来ます。
どんなことを学びますか?
家やビルを建てる知識・技能を学びます。
学科は学校の教室で専門科目を勉強し、実技は、本物の建築現場での実習です。
訓練総時間数の約3分の2以上が実技実習です。
木造建築科と型枠施工科について教えてください。
木造建築科は、個人住宅など木造建築物を造る大工を養成するコースです。
型枠施工科は、学校やマンションなどコンクリート建築物の型枠を造る大工を養成するコースです。
授業料はいくらぐらいですか?
授業料は無料です。入学手続にかかるお金以外はかかりません。
※作業着など本人が必要なものは除く
休みはどれくらいありますか?
土曜日、日曜日、祭日は休みです。そのほかに春、夏、冬休みがあります。
入試は難しくないですか?
問題は難しいです(専門科目等が出題されます)。
しかし、問題を本人に送付し期日までに返送してもらう入試方法を実施していますので、解答の方法は自由です。
誰に聞いてもいいですし、参考書などを調べてもよいです。
1年コースの入試はレポート提出と面接になります。

木造大工と型枠大工の違い
について

一般的に「大工さん」というとノコギリで木を切ったり、釘をトンカチで打っている姿が想像されますが、建てる建築物や使用する道具の違いで、「木造大工」と「型枠大工」の2つに分類されます。その違いや使用する工具等は以下のとおりです。

木造大工

本校の科ですと木造大工科(木造建築科)となります。

柱や梁などの主要構造部(家の骨格になる部分)を、木で組み立てる。一般住宅や2階建て程度の木造アパートなど低層住宅を主に施工(作る)する職種であり、一般の人達が想像しているいわゆる「大工さん」です。また、最近では新築住宅よりも中古住宅や既存建築物の改築工事を行う、リフォーム専門の大工さんも出てきています。しかし、昔はカンナやノミを使用して、木材と木材をつなぐ部分である「継手」や「仕口」を手で造作していましたが、現在は工場でそれらの部分を加工する、「プレカット工法」が主流となった為、作業自体は簡易化され容易になってきましたが、伝統の技術・技能が失われつつあり、また現場でもそれらを必要としなくなってきています。
主な仕事は、建築物を建てる位置を決める「遣り方」、柱や梁を組立てる「建込み」から始まり、床や天井の取り付け、壁などのボード張り、窓や戸などの開口部の取り付けなど幅広い範囲があり、資格を持っている大工さんならば電気配線工事なども行う人もいます。
また、材料の名称も使用する部分で呼び名が異なり、覚えることも多いので比較的、理解力が高い人でなければ複雑な仕様になると頭を抱えてしまうこともあったりします。
木造大工さんが所属するのは、「〇〇工務店」や「〇〇建築」などの昔からある建築会社であり、中には「一人親方」といわれる、1人で施工を請け負う大工さんもいます。比較的少人数で施工するため、新規で人を雇用する事業所が減ってきており、本校でも中々合格することができない「狭き門」となってきています。「木造の大工さんになりたい」という、余程の覚悟がなければ続けていくことが難しいと予測されます。
使用する道具は、電動丸のこ、釘打ち機など機械化が進み、手工具(トンカチや手ノコなど)を使用する機会が減ってきているほか、「木造は道具」と言われるほど、様々な道具を自費で持たなければ仕事にならないので、初期投資費用がかさんでしまいます。また、昔から現場に自力で集合するという考えが根付いてますので、車などの免許は必須となります。

型枠大工

本校の科ですと型枠大工科(鉄筋コンクリート施工科)となります。

主要構造部を、鉄筋とコンクリートで作られる建築物を主に扱い、15階建て程度のマンションやビル、学校、病院などの中・高層建築物を施工します。「型枠大工さんはどんな仕事をしていると思いますか?」と質問すると、大体の答えが「土を掘っている」とか「鉄筋を組んだりしている」などの反応が返ってきますが、それは土工さんや鉄筋屋さんの仕事であり、型枠大工さんの仕事ではありません。
では、どんな仕事をするのかというと、そもそもマンションやビルというのはその形になるように型枠を組立てて、そこにコンクリートを流し込み、固まってから型枠を外してやると、その形に形成されます。型枠大工さんは、その「型枠」を加工したり、建込んだりする仕事を主としています。
では、『型枠』とはなにかというと、12mmのべニア板に桟木(サンギ)という木材を釘で打ち付け、壁や柱や梁などの形に作ります。それを、現場で建込んで(組立てて)、コンクリートを流し込める様にする物です。 コンクリートを流し込み、溢れないように抑え込むので型枠を含め、それを支える単管(鉄パイプ)やパイプサポートなど重量物が多く、普通の人よりも筋力や体力が必要となってきます。
型枠大工さんが所属するのは、「〇〇建設工業」や「〇〇建設」といわれる建設会社で、大手ゼネコン(総合建設会社)の下請け業者として、大勢の人達が所属しています。また、近年では社会保険や厚生年金などの福利厚生を整備して、「正社員雇用」する建設会社も増えてきております。
施工する建築物が大規模なものが多いので、人数も沢山必要となり、本校の募集定員の中でも比較的合格しやすい科となっており、また、今後の業界の見通しでも好景気な状態になりつつあります。
使用する道具は、電動工具も使用しますが現場が大きく電気が届かない(引いてこれない)場合もあるので、玄翁(トンカチ)や手ノコもよく使用されているので、技術・技能の衰えはあまりありません。また、現場へも大人数で入場するため、駐車場が確保できないので会社の車に乗り合いで移動することが多く、免許がなくても比較的支障が出にくいです。

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